ジェーンズ基金1,500万円を熊本市へ贈呈
3月16日熊本市大西市長にジェーンズ基金1,500万円を贈呈
平成30年3月16日(金)午後1時、熊本市の大西市長を同志社校友会役員5名が訪問し、ジェーンズ基金1,500万円の目録を贈呈しました。
2016年4月の熊本地震でジェーンズ邸は全壊しました。ご存知のように、ジェーンズ邸は熊本洋学校教師のジェーンズが農業や英語、そしてキリスト教を熊本の青年に教え、影響を受けた35名が花岡山で熊本バンドを結盟、京都へ移住し同志社創設期の礎となり、ひいては日本の近代化へ大きく進むきっかけとなった近代史にとって大変重要な建物です。
同志社校友会熊本県支部ではおよそ1年半にわたり、地震発生直後から全壊となったジェーンズ邸の復興へ向け、記念Tシャツの販売はじめ、全国の校友会支部のみならず大学関係者、在学生、海外各支部にも基金を呼びかけました。その結果、なんと1,500万円もの貴重な浄財が集まり、このほど贈呈に至ったものです。
当日は、中村友一校友会副会長、木下熊本県支部相談役、松前県支部長、原田副支部長、それに森永支部事務局長の5名が熊本市長を訪問しました。マスコミ各社も多数取材に訪れたなか、中村副会長から大西市長へ目録を贈呈、大西市長からは熊本市の宝であるジェーンズ邸の復興へ向け貴重な財源として使いますと感謝の言葉が述べられました。
まだまだ道のりは長いですが、オール同志社の皆さんのご支援で一日も早く元の華麗なるジェーンズ邸の姿が見られることを期待してやみません。
基金に協力していただいた、全国、全世界の同志社関係者の皆さんに心より厚くお礼申し上げます。