カタルパ鑑賞会
5月17日(土)熊本県支部(支部長・理事 木下智夫)恒例の【カタルパ鑑賞会】が行われた。 例年5月の半ば頃に白い可憐な花が開きます。今年は熊本市 郊外・植木地区にある菱形(ひしがた)小学校を初めて訪問しました。この時間の参加者は8名。車2台に分乗し訪問しました。学校の近くには、西南の役の激 戦地・田原坂史跡があります。
ここ菱形小学校のカタルパは、昨年秋、DNA鑑定の結果、市中心部にある徳富兄弟記念館のカタルパの木と【きょうだい】と分かり、話題となっています。
大きさは、幹回りが3m以上、高さ18mで日本一大きなカタルパの木と言われています。
菱形小学校では、卒業記念にカタルパの苗木を贈ることが習わしになっており、学校あげて育てている苗木の鉢が校庭に並んでいました。
菱形小学校から徳富記念館に戻り、(きょうだいのカタルパの木)を観ましたが、幹にはヤドリギが寄生し、かなり古木になっていましたが、綺麗な花をつけていました。
その後、カタルパの木の広がりを探し、徳富記念館近くの新屋敷界隈を散策。白川小学校、大井出水路沿いに自生?? するカタルパの木を鑑賞。特に水路沿いのカタルパの木の花は見事で、辺り一面にカタルパの花の香りが漂っていました。この時期、来熊の際には、是非このカ タルパの木の花を鑑賞してください。
徳富蘇峰は新島襄先生から贈られたカタルパの種を【師弟の絆】を伝える木としてもらい育て、今日があると聞きます。カタルパの実を手に入れ、中の種を取り 出してみました。実は長いさや豆状になっており、中にある実は、その実を取り巻くように薄い羽根状の種がついています。種子から苗木を育てるのは至難の業 かもしれませんがチャレンジしてみたいと思います。
文責 : 熊本県支部 幹事 高森 毅